2022/06/14 16:05
tannはセラミック炭・木炭・二酸化炭素の炭(タン)から名前を付けました、
森や脱炭素問題を考えるきっかけづくりとしても更新していきます。
樹齢80年の杉は、
樹齢20年の杉に比べて二酸化炭素の吸収量が、約75%低下しています。
木の二酸化炭素の吸収は幹だけでなく、枝や葉っぱ・根も活躍しています。
1ヘクタールの山が持つ二酸化炭素の平均的な吸収量は、
樹齢20年のスギでは、年間12.1トン。(炭素量3.3トン)
樹齢80年のスギでは、年間2.9トン。(炭素量0.8トン)
改めて数字で見ると、樹齢20〜30年ほどの木が増えることが、二酸化炭素を豊富に吸収する山としては理想的です。現実は戦後すぐに植林された木が多くを占めています。
脱炭素社会において重要な役目を果たす山は、植林・手入れ・間伐・伐採・二次加工(建材、家具、木炭など)を繰り返すことで、健全な山を育むことができます。
tannに使われているセラミック炭の原料の間伐材は、静岡県大井川流域の山から伐採されました樹齢15~30年程の杉・ヒノキを使っています。
参照:独立行政法人森林総合研究所 森林による炭素吸収量をどのように捉えるか