こんにちは。

本日はtannで使用しているオーガニックコットンの特徴を説明させていただきます。

TANNのファブリックに使用している原綿は、アフリカのウガンダで栽培され、産地証明の報告を受けた素材を輸入したものです。オーガニックコットンを栽培する農場では、化学薬品の農薬を使わずに栽培しますので、生産者の健康を害することはありません。農薬を使わないので、土に浸透した地下水やその先の川・海への汚染にもつながりません。生産者だけでなく商品を作る人、着る人もやさしい気持ちで携わることができるのがオーガニックコットンのメリットです。

※日本国内でセラミック炭を染めた後に紡績して生地に加工していますので、団体の認証マーク等はありません

環境負荷に配慮して漂白をしていません。無漂白の証として、生地にはツブツブが残っています。これは糸に加工する段階で取り除ききれなかった綿花の葉や茎です。漂白することで目立ちませんが、水を大量に使うため、環境を配慮しておこなっておりません。家庭では洗濯する度に減っていきます、気にしないで着用いただけます。

コットンは植物なので、レーヨン・ポリエステルなどの化学製品とは異なり、自然に戻ることは容易です。海洋生態系への影響が懸念されるマイクロプラスチックのような問題はおきません。

tannは、セラミック炭を含んでいますので、土に還る際には土壌改良としても期待できます。ヘンリーネックに使用しているボタンは、プラスチックではなく、100％木製の黒檀を使用しています。家具や弦楽器にも使われる貴重な銘木です。不要になったあとも土に還ることを目的に、塗装も行わず自然由来の素材の色を採用しています。